第61号 2017年10月
論文  
熊野捨身行の系譜−日光山中興弁覚の背景− 山本殖生
戦国期関東における熊野先達の存在形態−聖護院支配の武蔵における展開と年行事間の相論を中心として− 恵津森義行
霧島山不動堂明観寺再興の時代的背景 森田清美
近世後期の英彦山における印信の変容 山口正博
現代における大峯奥駈修行の変化−地縁・血縁から修行縁へ− 天田顕徳
書評と紹介  
岩鼻通明『出羽三山−山岳信仰の歴史を歩く』 久保康顕
曽根原理『徳川時代の異端的宗教−戸隠山別当乗院の挑戦と挫折』 中川光喜
水谷早輝子『円空と修験道』 西海賢二
永村眞編『中世の門跡と公武権力』 長谷川賢二
   
修験道関係研究文献目録2017  
 
第62号 山北・丹沢特集 2018年3月
山北・丹沢特集  
『新編相模国風土記』と丹沢山麓の世界 久保田昌希
旅する民間宗教者−小田原木食上人− 西海賢二
山北の「お峰入り」考 久保田裕道
論文  
廃仏毀釈の影響を受けた英彦山修験道美術における復元的考察−豪潮宝篋印塔、三所権現御正体、不動明王立像− 知足美加子
「相模の国峰」再考−『相州愛甲郡八菅山付属修行所方角道法記』と『相州八菅山書上』− 城川隆生
秋葉権現と三尺坊 河村忠伸
   
第38回日本山岳修験学会 山北・丹沢学術大会参加記 大黒田司
第38回日本山岳修験学会 山北・丹沢学術大会を終えて 湯川裕司